海の忍者――潜水艦の「ヤバすぎる歴史」

海の下に潜み、突然現れて敵を沈める――。
潜水艦はまるで“海の忍者”。
ですが実は、最初の潜水艦はかなり無茶な乗り物でした。
今回は、
「潜水艦っていつ生まれたの?」
「どうやって進化したの?」
を、面白くわかるように紹介します。
① 最初の潜水艦は“木製の樽”みたいだった
潜水艦のアイデア自体はかなり古く、16〜17世紀にはすでに存在していました。
特に有名なのが、1620年ごろに作られた
オランダ人発明家
コルネリウス・ドレッベル
の潜水艇。
なんと――
・木造
・人力(オール)
・テムズ川を潜航
という、とんでもない代物でした。
しかも内部はほぼ密室。
現代なら絶対乗りたくないレベルです。
② アメリカ独立戦争で“爆弾付き潜水艦”登場
1776年、
アメリカ独立戦争中に登場したのが、
「タートル号」。
タートル号
見た目は完全に“巨大な亀”。
乗員はたった1人で、
手回しスクリューで進みました。
しかも任務は――
「敵の船に爆弾を取り付ける」
という超危険ミッション。
現代の特殊部隊みたいな発想です。
ただし、攻撃は失敗。
でも、
「水中から奇襲する」
という潜水艦の基本思想は、この頃から完成していました。
③ 世界を震え上がらせたドイツ潜水艦
潜水艦が本当に恐れられる存在になったのは、
第一次世界大戦。
特に有名なのが、
ドイツの
Uボート
です。
当時の戦艦は、
「海の王様」
みたいな存在でした。
しかし潜水艦は――
見えない。
突然現れる。
魚雷で一撃。
つまり、
「安くて小さいのに巨大戦艦を倒せる」
革命兵器だったのです。
イギリスの商船は次々と沈められ、
世界中が恐怖しました。

④ 第二次世界大戦で“海の狼”へ進化
第二次世界大戦になると、
潜水艦はさらに進化。
特にドイツ海軍は、
複数の潜水艦で集団攻撃する
「ウルフパック戦術」
を使いました。
夜の海で、
輸送船団を包囲して襲う――。
まさに海の狼。
一方、
日本海軍も巨大潜水艦を建造。
中には、
飛行機を搭載できる
「潜水空母」までありました。
代表的なのが、
伊四〇〇型潜水艦
です。
これは当時、
世界最大級の潜水艦。
しかも内部に攻撃機を搭載。
「海中から現れ、飛行機を飛ばす」
という、
ロマンの塊みたいな兵器でした。
⑤ 核潜水艦――“ほぼ無限に潜れる怪物”

戦後、
潜水艦はさらに異次元へ進化します。
それが、
原子力潜水艦。
原子炉を積んだことで、
長期間浮上しなくても航行可能になりました。
特に有名なのが、
世界初の実用原潜
USSノーチラス
です。
1954年、
この潜水艦は世界を驚かせました。
そして現在――
潜水艦は、
「静かすぎて見つからない兵器」
として各国が恐れる存在になっています。
⑥ 実は潜水艦乗りは超過酷
潜水艦はカッコいいですが、
乗組員の生活はかなり大変。
・狭い
・太陽が見えない
・長期間閉鎖空間
・常に緊張感
しかも昔の潜水艦は、
酸素不足や故障で事故も多発しました。
つまり潜水艦とは、
「海中で戦う兵器」
というより、
「極限環境そのもの」
だったのです。
まとめ
潜水艦の歴史を振り返ると――
・木造の手漕ぎ潜水艇
↓
・爆弾を抱えた1人乗り
↓
・Uボートの恐怖
↓
・潜水空母
↓
・原子力潜水艦
という、とんでもない進化をしています。
海の下に潜む“見えない兵器”。
その歴史は、
人類の技術と恐怖が生んだ、
まさに「海の裏側の戦史」なのです。
ちなみに、
あなたはどの時代の潜水艦が一番ロマンを感じますか?
・木造潜水艇
・Uボート
・伊400
・原潜
かなり好みが分かれるテーマです。


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